芸カ21

同人誌内のあとがきは疲れていたのもあって適当に書いてしまったんですが、
いろいろな方から感想をいただいたりすると、もっと書きたいことがあったな……と思ったので、
あとがきディレクターズ・カット版を書いてみます。
長いので皆さんが読むことはなく、5年後の自分が読むものとして考えています。死んでいなければですが……。
 
・題材
あいびりらぶみの大学生パロの構想があったのは同人誌内で述べたとおりですが、
それよりもっと前から特定の数字をテーマにした作品を作ることをやってみたいと思っていました。
それなら芸カ21だから21歳がいいじゃないか、とすんなり決まりました。
 
大学生活ネタとなると、18~19は飲酒NGがネックとなりますし(実際はまあ、飲んでるでしょうが)
20もまた飲酒初体験みたいな話になりがち、22は就活?、そう考えると
21はなかなか丁度いい数字になるのかな?と思います。恋愛沙汰に目覚めるにしては少し遅いですが……。
 
・タイトル
数字をテーマにするのをやってみたかったというのは、映画のタイトルに年齢の数字が入っているのが好きだからです。
「スウィート17モンスター」「17歳のカルテ」「SWEET SIXTEEN」などなど……。
その中の、スウィート17モンスターの原題の「The Edge of 17」から取りました。
んでThe Edge of 17の元ネタはSteve Nicksの楽曲のタイトルでして、その由来は
会話の中で「Age of 17(17歳の頃)」を「Edge of 17(17歳の曲がり角)」と聞き間違えたことだそうです。
響き優先で決めたタイトルですが、結果的に本編にピッタリな意味合いになったのではないかな?と思います。
 
こう考えるとタイトルに入る年齢はティーンが多いんですが、
20代前半だってティーンみたいに迷走したり悩んだりしていいみたいな意図もまた込められた……かも。
 
映画以外からタイトルを取るパターンでは、「女子大生は何をやっても許される」という案もありました。
ギャグっぽいタイトルにしつつ、本編後半で「何をやっても許される」が重要なキーワードになっているので、
読んでいて最後に繋がった感じを得られるのではないかなと思ったのですが……。すんでのところでボツ。
 
・表紙
「スウィート17モンスター」日本版ポスターのパロディです。
キャラが1人ではなく4人になっていますし、ほぼ別物ですが……。
カラーリングは眞城さんが自分の考えをうまく吸収してくださってとてもアートな出来栄えになりました。ありがとうございます。
 
構図に意図とかはないし本編とのつながりもありません。
大学生の象徴たるスマホを持ちながらダラダラ汗かいてるアリシアさんを描きたくて、他3人はそれに合わせて描きました。
 
・設定
とにかく、その大学のモブ学生になったとして、
「うちの大学にスゲー美人の集団がいるんだが、あいつら何者なんだよ……」となる、そんな状況を頭に思い浮かべていたので、
彼女らがアイドルではないことは最優先で決めました。
 
学力は一般的には良い部類だがトップクラスというわけではない、
1人暮らしの方が大学生感が出て良い(自分は実家からでしたが、一人暮らし組が羨ましかった……)、
そのくらいで、あんまり練り込んでないのが正直なところです。
彼女らのアイドルとしての特性はサークルに盛り込んだつもりですが、
自分がサークル経験に乏しいのでちょっとFAKEになってしまいましたね……。
 
あと、大学を神城大学にしようかちょっと悩んだんですが特にそれによって面白い話が作れる気がしなかったのでやめました。
 
・構成
私は群像劇が好きで、無論キャラ4人では群像劇には足りませんが、
ギャグっぽい短編が繋がって、最後にちょっといい話に繋がって終わるというのを11月に夜行バスに乗っている時に思いつきました。
道満晴明のファンなので、「メランコリア」「ヴォイニッチホテル」なんかが近いですし、
さらにはその元ネタの一部の「マグノリア」もありますね。あそこまで荒唐無稽なオチには出来ませんでしたが……。
 
・扉
クソ王道なとこから行きますが、この演出をやりたかった理由は「ラ・ラ・ランド」です。
あの演出は本当に1年の中の出来事というわけではないので、意味合いが全然ちがいますし、うわべを掬っただけでしかないのですが……。
ちょうど4人で季節4つですし、ファッションセンスがないなりにファッショナブルな感じも出したかったりとか、
個人的にはやっててすごく楽しかったです。
 
あとプロではない方の個人名を挙げるのははばかられるのですが、
数年前に同人誌で数字付きのアイキャッチを入れる演出を見た影響もあります。
 
・#01
最初に考えた話です。アリシアだけ頭があんまりよくないというのはわりと自分の周りにメジャーな解釈だったので……。
キャラ紹介にもなり、ちょうどいい感じにまとまると思ったんですが描いてみるとちょっとピンと来なかった……。
 
私はわりと友達に代返を頼んだりレポートをうつさせてもらったりしちゃう人だったんですが、
別にミライさんやひびきさんはレポートパクったりはしてないと思ってます。
ただ単に頭がよいだけ。フィクションなのでそれでいいと……いやでも現実にそういう人はいるんだよな……。
 
・#02
1話・2話はギャグとシリアスで並べたかったのでここに配置しました。
アリシアがひびミラにほっとかれるけどアリシアが変なのに絡まれた瞬間に即助けてくれるという構図はずっと考えて、
それに、2人の恋愛の認識の食い違い……これは大学ネタじゃなくても私がいつもやってることなんですが、それを足した感じの話です。
 
・#03
これも典型的あいびりらぶみ二次創作の文法という感じなのでコメントすることはないです。
ちなみに皆わりと実家が太いつもりの設定なので節度を守って遊んでいればバイトはしなくても平気です。
バイトの話、ギャグ以外でもっと掘り下げたほうがよかったかも……。
 
・#04
自分が大学生活ネタにはまったのは洒落怖の「師匠シリーズ」なんですが、
(大学のオカルトに詳しい先輩を「師匠」と呼んで慕い、色々な恋愛スポットに連れて行ってもらう話です)
師匠が失踪する寸前に「そうめんしか食べてない」と言う発言をするのがなんかツボで、それから話が出来ました(?)。
 
大学生の服装がアレになっていくのは単なる「あるある」ですね……。4話にしてようやく「あるある」を出せた気が……。
あとがきで述べた通り、本編よりも皆と仲が良いので軽口を叩くアリシアを描いているのですが。
 
・#05
二次創作では王女をアホ扱いしてしまいがちですが、ひびきさんはその無知に呆れることもなければ、
知識をひけらかしてマウントを取るようなことも絶対にないのがポイントです。
ただただ優しく教えて、喜ぶ王女を見て満たされるだけです。
あまりにも優しいのでアリシアをビーチバレーでボコった記憶は楽しい思い出ではないので抹消してしまいました。
しかしそれにすら王女は劣等感を感じてしまうという……。でも自分もこれやられたら辛いと思います。
 
恋愛は理屈ではないので、たとえひびきさんがすべてにおいて優れていたとしても
付き合っちゃいけないことにはならないんですよね。そこに明確な理由はいらないと思います。
ラムネと花火は自分が全力で考えたロマンチック要素です。
 
・#06
ハロウィンもあるあるネタですが、「量産型」云々の伏線のつもりです。今考えると伏線が後半に集中しすぎててちょっとイマイチですね……。
カレンさんがわかばのモノマネを否定しなかったことがすごく好きなので、
カレンさんはきっと量産型を否定しないんじゃないかなと思い、こういう形になりました。
 
ミライさんのなんだかんだ常識人なとこが好きなのも、本編後書きに書いたとおりですが……。
ある意味、「人と違う」に拘る大学生も量産型ですし、私は量産型をこよなく愛しているのでそういうことです。
ちなみに私はミニスカポリスをやってほしいです。
 
・#07
飲酒あるあるネタですが、飲酒タイプ4分類は個人的に会心の出来です。
王女には嘔吐してほしいしひびきさんには寝てほしいしミライさんは弱くはないが適度に苦しむ。
カレンさん、総じてこの作中の最強キャラになっていますが、まあ概ね皆さんの解釈と同じではないでしょうか……。
これも伏線のつもりです。
 
・#08
サークル飲み会のクソ男女関係のあるあるネタをベースに、
好きな人が変な男に手出されてたら辛いのをお互いにやるっていうエピソードなんですが、
男女カプだとどうしても対称性がないから、これは百合カプでしか出来ない。
それも男を排除したような百合作品では出来ないから、結構気に入っています。
 
こういうしょーもない男の性欲と浅ましさが私はたまらなく好きなのでモブ男含めて愛しているし、
それによって紡がれる世界もまた美しいので愛しているし……。
この話が気に入りすぎててひびアリが結ばれるとこが弱まってしまいました。
 
・#09
アリシアの誕生日が2月だったの、偶然ですが完璧でした。
当初はクリスマスの予定でしたが、誕生日見てたらこれ完璧やん……となりました。
こう語ってしまっている通り、かなり行き当たりばったりに描いているのがバレバレなのですが……。
 
最初に言ったとおり21歳っていう年齢に意味を持たせる台詞回しが書けてたらいいなと思います。
21歳は何をやっても許される、いや人に迷惑かけるのは許されるべきではないんですけど、やっぱり許されてしまうんですよ……。
モラトリアムは無敵だから。
 
 
ということでまあまあな文章量になりましたが、
書いてみるとタイトルや構成には元ネタが多いのに話自体にはあんまりないんだな~と思いました。
パクリ上等ってわけじゃないんですけど元ネタの引き出しが多い人の作品が私は好きなので、
今年は漫画ばかり描かないで映画をもっと見なくてはならないなと思いました。
もう2月ですが……。
 
では。

アンシア

http://kilala97.deviantart.com/art/Next-Generation-Anthea-444628758

名前:アンシア
ニックネーム:アニー
両親:フラタシャイ(義理)アザレア、ベリーバイン(実親)
年齢:15

基本設定:
・とてもポジティブで、親切で、礼儀正しく、よく気のつくポニー。そういう点では義理の母親によく似ている。
・しかし、社会性とかそういうたぐいの点については、ちょっと異なる。アンシアはとても勇気があり、バカで、よく笑い、外に出るが好きで、思ったことをペラペラと話せる。
・彼女は気持ちを話すことをためらわないが、こと議論となると、他人を怒らせまいとしてフラタシャイのように縮こまってしまう。いわゆる八方美人になりがちな傾向がある。
・他人に嫌われると立ってはいられなくなり、遠くへ行こうとする。
・騙されやすいこともあるが、それは単に認識が限定されているためである。アニーはほぼ完全に盲目であり、ぼやけた色しか見えないのだ。しかし自然と調和しており、聴力には優れている。
・盲目のためか、情欲的な側面がある。蹄をつかむとか、脇腹を撫でるとか、ハグをするとか、まあそのような類のボディタッチをしたりされるのを好む。
・そういったことが彼女に安心感を与え、他のポニーとつながっているという感覚をおぼえる。
・アニーは障害を受け入れること学び、それが自分をより強い雌馬にしてくれると気づいた。自分が冒険好きの人生を選んだことに悩んだりはしない。
・暗闇をおそれ、飛んだり、空にいることは好まない。

対馬関係:
・アニーは養母となってくれたフラタシャイにとても感謝している。
・彼女はアンシアにとってもっとも重要なポニーであり、強い絆で結ばれている。
・フラタシャイはアニーが1人で出かけている時とても心配しているが、本人はそれを快く思ってはいない。ただけしてそれを口に出しはしない。フラタシャイに1人行動を許されると喜ぶ。彼女は自立を求めている。
・トワイライトはアニーの魔法の先生であり、とても親しい。トワイライトは(時々ラリティのようなユニコーンも)彼女に新しい呪文を教え、アンシアはそれをすぐにおぼえる。
・2人とも知らない新しい呪文を学んだり、新しいものを発見することすらある。
・Tはアンシアの特別な存在だ。彼らは子供の頃からとても親しい。むしろ離れているところを見る方が珍しい。アンシアは自立を好むにもかかわらず、Tに関しては別である。Tの右側で、彼の翼で守られながら歩くのが好きだから、彼にエスコートされることが好き。
・Tを除くメーン6の子供の中では、アニーはキャンディとよく遊ぶ。アンシアは笑うのが好きだから、よくジョークをいいあったり、馬鹿げたことを言ったりする。定期的に、ちょっとした冒険に出かけたりする。
・一緒に過ごす時間の長さや話す内容を考えると、アニーとスターの関係はとてもしっかりした、健全なものだ。しかしアニーは、スターが本当は彼女の才能をとてもうらやましがっていることを知らない。
・アニーは間違ったことはしそうにない。そのことがスターを悩ませている(もちろん、それを望んでいるわけではない)。
・ニドラとアニーは複雑な関係だ。それは2人ともTが好きだからで、Tの注目を引くためお互い競争しあっている。ニドラが周りにいる時はいつもアニーは強気にしゃべるので、いつも彼女が勝つ。
・アニーはニドラと仲良くするため努力してはいるが、ニドラはだいたい反応をしない。

才能:
・自然、すべての色、よく見えないにせよ、美しさというものを愛している。これがキューティーマークの理由の1つ。
・もしすでに「無力(Helpless)」の物語(http://kilala97.deviantart.com/art/Helpless-418836737)を読んでいるなら、彼女がマンティコアを相手にしたことは知っているだろうが、しかし、実態どうしたのかは知らないだろう。作者の頭のなかでは、単に落ち着かせたか、魔法によって眠らせたかのどちらかとのこと。
・キューティーマークは、エクエストリアにある催眠効果のある花粉を持つ花を意図して考えた(知らないけど、あそこならそういうのありそう、と想像したとのこと)。
・生き物や生物をなだめること、それが彼女の才能であり、魔法の主な使いみちである。
・また、単純に和やかな存在だから、魔法を使わなくても他人を落ち着かせることが出来る。

ゴールデンデリシャス

http://kilala97.deviantart.com/art/Next-Generation-Golden-Delicious-438715501

名前:ゴールデンデリシャス
ニックネーム:ゴールデン、デル
両親:アップルジャック、キャラメル
年齢:19

基本設定:
・キャラメルとアップルジャックの息子。
・体格が大きく、いかにもタフガイという見た目だが、優しい心を持っている。非常にかしこく、よく気遣いができる。
・彼の友達のグループのなかでは、おそらく最も頭がよい。
・人のよい性格ではあるが、時々皮肉をいうことがある。
・家族は彼を再優先に考えているが、彼自身は家族とは親しい友達のような関係であると思っている。いつも家族と一緒にいるので、出かけにくい。
・「どうぞ召し上がれ」(http://kilala97.deviantart.com/art/Bon-Appetite-451726520)で述べたように、デルは本当は農場に行動範囲を限定したいとは思っていない。
・料理人として世界じゅうに旅をし、土地や文化を理解することが大切だと考えている。しかし、彼は家族とのつながりが強いため、結局農場に戻ってくることになる。
・感情を表に出さないポニーなので、おそらくレッドジューンをのぞいた家族は彼の抱えるその葛藤に気づいてない。
・自身の問題で他人を悩ませるのが嫌で、むしろ他人の問題を解決する手助けをすることを好んでいる。
・お人好しで、好戦的ではないため、激昂させるには相当な努力が必要である。何か言われて腹を立てた時、小声でつぶやき返すことはあるが、けして大声で叫んだりはしない。他人を傷つけないように自分をすっきりさせるため、よくそうする。
・たとえそんなにひどい言葉でなくても、皮肉めいた物言いで返事をしてしまうことがある(プリズムに対してはよくある) 。
・とても理解があり、どんなポニーでも受け入れる。

対馬関係:
・両親と家族を愛している。
・アップルジャックとビックマックは農業と収穫について教えてくれる。
・彼らはそういったことで固く結ばれている。デルはお母さんっ子で、彼女のために物事を考える。
・デルはとくにApi(?)とレッドジューンの2人のいとこと親しい。彼とレッドジューンはいとこというよりはきょうだいに近い。レッドはいつも、人生についてのアドバイスを与え、働くよりもっと楽しいことをする手助けをしている。
・幼いいとこであるApiに対しては過保護だ。彼女はトラブルに巻き込まれやすく喧嘩好きなので、そういうことになったときはその相手を強く叱り、彼女を落ち着かせる。
・他のメーン6の子供のなかでは、おそらくTが最大の親友だ。彼らは多くの共通点があり、お互いに温和だ。
・デルとスターバーストはよくつるんでおり、スターは彼の雑用の手伝いをするためスイートアップル農園によく来る。トレーニングでともに過ごした時間が長かったため、彼らは仲良しになった。

才能:
・料理の才能がある。林檎料理をはじめ、いろいろな料理を作れる。

ターコイズブリッツ

http://kilala97.deviantart.com/art/Next-Generation-Turquoise-Blitz-444628608

名前:ターコイズブリッツ
ニックネーム:T
親:ラリティ、スパイク
年齢:16

基本設定:
・ドラゴンとポニーのハーフ。
・自分では話したがらず、姉のクレアに喋らせたがる傾向にある。
・彼の愛する人が脅威に晒されているとき、性格が180度変わる。もちろん出て行って戦ったりはせず、理由を第一に物事を考えることを好む。
・ラリティにそう育てられたせいだが、とても紳士的である。母親の寛容さもまた、受け継いでおり、他人のために自分の時間を割くことを厭わない。
・欠点として、そんな彼を利用しようとするポニーがいてもそのたくらみに気づけないことがある。
・幼いころは、クレアよりもっといじめられていた。彼は彼女ほど「怖い」存在ではなかったが、とても受動的だったためである。
・しかし、彼は愛だとか人間関係というものに鈍感なので、クレアのように悩むことはなかった。彼はそれを全く理解していないように見える。

対馬関係:
・他の何よりも両親を愛している。
・母親のカルーセルブティックの手伝いをいつもしていて、特に爪を使う仕事についてはなおさらである。必要とあらばモデルもやる。
・お母さんっ子というわけではなく、父親にもなついている。単に彼の性質がドラゴン寄りであるということ以上に仲が良い。
・クレアとは仲の良いきょうだいであり、お互いがいなくては生きられない。クレアの方が年上だが、Tの方が大人びて見えるときもある。彼女がトラブルに遭いそうな出来事に首を突っ込むのを止めるのは彼の役目だ。
・家族以外では、アンシアが彼にとって最も重要なポニーである。クレアの次にできた最初の友達であり、最高の親友でもある。ポニービルに引っ越した日の最初の学校で知り合い、ともに並んで育った。それはカップルではないかと誤解されるほどの仲の良さであって、アンシア本人すらそう思った。Tが一番最後に気づいた。
・のちに彼らは本当の恋人となったものの、Tはまだ混乱しているようだった。彼は彼女が盲目となってからは盲導犬のように仕えていたので、並んで育ったというのはほとんど文字通りの意味である。一緒に歩く時は、Tが翼で彼女の背後を守る。
・ニドラはTの良い友達である。彼は彼女がその関係に満足していると思っているが、彼女は友達以上の関係になりたいと思っている。もちろんTは気づいていない。
・ゴールデンデリシャスは男としてTの最高の親友であり、プリズムもまたよい友達だ。兄弟のようによくつるみ、Tとデルはちょっとした冒険にでかけたり、一緒に仕事をしたりするが、それにプリズムが混ざるとどんなことになるか定かではない。

才能:
・Tはその体格のため、とても強い。クレアと同様に火を吐けるが、魔法を必要としない。
・飛ぶ速さも印象的だが、直線的にしか飛べず、敏捷性やバランス感覚はひどいものである。体格のため平衡を取るのが難しいらしい。
・牙というほどではないが、鋭い歯を持っていて、宝石を食べる。
・クレアを同じ才能を持っていて、宝石をかぎまわって掘りあてたりするが、それをやりたいとは思っていない。いまだにその才能の他の使いみちを探している。

プリズムボルト

http://kilala97.deviantart.com/art/Next-Generation-Prism-Bolt-440234861

名前:プリズムボルト
ニックネーム:priz(?)、ボルト
両親:レインボーダッシュ、ソアリン
年齢:17

基本設定:
・母親に負けず劣らずの自信家。目立ちたがりやであり、他人に対していくぶんうぬぼれたところがある。
・おそらくはエクエストリアで最も才能のある飛行士であり、とても俊敏で速い。歴史上最高の飛行士になれないのは、やる気のない怠け者だからというだけである。
・練習をすることよりのんびりすることを好み、何かに挑戦するときしかやる気を出さない。
・ずっとそうだったというわけではなく、幼いころは高所恐怖症だった。彼自身にとっても、両親にとってもそれは残念なことだったが、最終的に家族と友達の助けによって恐怖を乗り越えた。
・しかし、調子が良くなってきた途端自惚れ屋となった。
・子供のうちにワンダーボルトに入りたいと夢見るようになり、それにふさわしい実力があるとも思っていた。しかし驚くべき体験をしたことで(想像にお任せするとのこと)、大変すぎるので、ワンダーボルトに入るのを諦めた。それから今のだらしない彼になった。
・いつも、ワンダーボルトになるのは時間の無駄だからやめたと言ってそれを認めようとしない。彼の両親と、ワールウインドだけは本当の気持ちを知っている。
・侮辱されるとすごく怒る。
・クールな大物のようにも見えるが、実際はすごくバカで、笑ったり、人を笑わせることが好き。

対馬関係:
・両親とは友達のような関係で、父親によく似ている。母親とも仲良しではあるが、トレーニングに関しては彼女は鬼教官のようにになる。
・プリズムとアイシーストームの関係はウザイ兄と大人びた弟という類のものである。プリズムが弟をからかい、アイシーがそれを我慢する。それでも、一緒に楽しむこともあるし、兄も弟を危険に晒さないように務める。
・ワールウインドとプリズムは幼なじみで、怖くて飛べなかった時も彼女に助けられてきた。しだいに彼らは友達以上の関係となり、デートをするようになったが、のちに別れた(理由は想像に任せるとのこと)。
・今は彼らはただの友達だが、それでも大親友には違いなく、周囲の誰もが「また付き合えばいい」と言ってからかう。
・プリズムはキャンディの親友であり、彼女の異常性をコントロールできる唯一のポニーである。2人の間に秘密はない。
・スターバーストとプリズムは飛ぶことがお互いに好きなので(それはスターバーストにとってはトレーニングで、プリズムにとっては遊びだが、)とにかくお互い楽しんでいる。彼は兄のような態度を取って、飛ぶことに関するヒントを与えている。
・キャンディのようにスターバーストを笑わせて和ませようとしていて、彼女のことをKYだと思ってはいるが、一緒に過ごすのを楽しんでいる。
ターコイズとデルとは典型的な気取った関係性にある。
・アンシアとは良い友達であり、彼女がたとえ障害を持っていてもポジティブに愚直であるという良さを持っていることを認めている。
・クレアとの関係には一種の緊張感がある。友達ではあるが、お互いに気に障ることがある。彼は彼女を鼻持ちならないポニーだと思っているし、逆に彼女は彼を子供っぽく自惚れ屋なポニーだと思っている。
・性格の違い以上に年齢の差の影響が大きい。プリズムは若く、歳相応の行動をしないが、クレアは5歳年上な上に実年齢以上に大人びているからだ。
・こういった障害はあるものの、クレアはそれなりに楽しんでいる。これが彼の好きなクレアなのである(?)
・クレアはプリズムの初恋の相手であり、彼がまだそう思っているかは議論の余地がある。

才能:
・その優れた敏捷性でCMを得た。鋭いターンや、誰でもできないような離れ業をきめることができる。

イリュージョン

http://kilala97.deviantart.com/art/Next-Generation-Illusion-429346565

名前:イリュージョン
ニックネーム:ルル(クレアがからかう時だけ使う)
親:セレスティア、ディスコード
年齢:23

基本設定:
・面白いキャラクターで、説明するのが難しいとのこと。
・彼は一緒にいるポニーによって性格を変えるが、一貫してクールであり、狡猾で、ウィットに富んでいる。
・いたずらが大好きだが、やり過ぎることはしない。
・クラリティと一緒にいるときはほぼ素の自分になる。ただ、彼女の周りでは、よりクールに振る舞おうとする。
・彼は基本的に、一緒にいるポニーに適応しようとし、たとえばアンシアといるときは親切で思いやりのある一面が姿を表す。
・スターバーストと一緒にいる時は、少しまじめになる。しかし、ただつるんでいるだけの時は、くだらなくて鬱陶しい存在になる。彼女の反応が見たいからである。
・彼は物事のバランスを取るため、つるんでいる人の反対の性格になるといえる。
・彼はたいていは他の誰ともと円滑にやっているが、プリズムボルトとはよくぶつかりあっている。プリズムボルトは冗談だというが、その生意気な態度が気に入らないようである。その結果、イリュージョンも彼の周りでは尊大になる。

対馬関係:
セレスティアと彼の絆は強く、魔法をよく教わり、また彼女が倒れた時は彼女の手伝いをする。
・ディスコードはイリュージョンに呪文や混沌の魔法を教える。彼の教え方はセレスティアよりはるかに実践的である。その魔法は、共に出かけるとき、周囲のポニーや生き物をからかうのに使う。
・これはセレスティアへの嫌がらせであり、彼女はそれに苛立つが、彼女自身に魔法を使われた時はなおさらである。イリュージョンはたいていその後謝る。
・とてもクレアと親しく、クレアがキャンタロットに住んでいたころからの、彼女の唯一の友達である。どちらかというと軽薄にふざけあうような関係である、
・彼はよく、ポニービルの彼女の店を訪れる。メーン6の子供たちとはあまりつるまないが、クレアだけは別である。
・Tとは兄弟のような関係だが、クレアを連れていくために店に来た時だけ、Tは奇妙な対応をする。
・イリュージョンとキャンディはいずれも楽しむことが好きなので、とても仲が良い。
・スターバーストとは良い友だちだが、嫌がらせをする対象として気に入られている。
・ゴールデンデリシャスとは男らしい友情関係にある。
・プリズムボルトとはうまくやっていないが、お互い大目に見ている。
・ニドラとイリュージョンはとても良く似ていてまるできょうだいのようである。お互いに悪さをし、気に障ることもあるが、楽しむこともある。

才能:
・魔法の才能を持っている。彼自身や、他のものの見た目を変えることができる。
・彼は普段、黒いアースポニーに変装しコールと名乗っている。幼い頃から変装を使っている。
・青年となってからは、注目を避けるため、あるいはスリルを味わうため、キャンタロットから出るときに変装を使う。
・またアリコーンとして、それ以外の魔法も使うことが出来る(絵見る限りアリコーンじゃなくない??まあいいか)。

スターバースト

http://kilala97.deviantart.com/art/Next-Generation-Starburst-444628676

名前:スターバースト
ニックネーム:スター
両親:トワイライト、フラッシュセントリー
年齢:15

基本設定:
・まじめで若いポニー。メスとして史上初のロイヤルガード隊長になりたいと思っている。
・幼いころからずっとその目標を持っており、熱心に訓練をし、まじめで厳格な性格となった。
・しかしロイヤルガードの面前では、興奮して、子供のように質問を繰り返しがちである。それ以外では、いつもまじめである。
・彼女はリラックスして楽しむのが苦手で、よくKYになってしまうが、それでも皆彼女を好いている。友達といる時だけは楽しんでいるが、それを認めようとしない。
・トレーニングに持てる時間の大半を費やしている。その量は、女性であり、プリンセスであり、小柄であることを考えるとそのトレーニングは本当にきついものである。
・トレーニング中に気絶し、全く動かない状態で発見され家族や友人を心配させることもある。
・幼いころからキャンタロットで大半の時間を過ごしたが、もうじゅうぶんに大人なので友達のいるポニービルによく1人で訪れ滞在する。
・実はダンスの才能を隠し持っているが、プリズムボルトのようなポニーが面白がることを知っているので秘密にしている。

対馬関係:
・ペガサスであり、勇気があり、家で読書よりは外出したがるというタイプで、母親とは似ていない。
・母親とはお互いに愛し合っているが、全く似ていないし、トワイライトは忙しいのでほとんど共に過ごすことが出来ない。
・父親にはそっくりで、同じようなことに興味を持つ。
・スターとナイトライトは典型的なきょうだいであり、お互いにからかったり、ものを取ったりなどする。彼の周りでは、友達といる時以上に性格が適当気味になる。しかし、弟と傷つけようとする者には容赦せず、とても過保護でもある。
・バリアントハートはスターのお手本で、彼女がなりたいと思う全てである。彼に多くのことを教わり、また彼は彼女がまじめすぎると考え、よくリラックスさせようとしている。
・スターバーストとゴールデンデリシャスは最大の親友である。多くの時間を共に過ごし、農場でトレーニングをしたり、彼の雑用を手伝ったりする。
・彼女が気絶しているところを最も目撃するのは彼であり、最初のころは死んだのではないかと怯えていたが今は慣れたもので、家の中に運んで寝かせてあげている。起きている時は、自分の限界を知るようにと諭す。
・プリズムボルトも良い友達ではあるが、彼女には厄介な奴だと思われている。いわゆるウザい兄のように接してくることがあるからである。彼にその自覚があるか、決まって彼女は確かめようとする。
・ただ、飛ぶことに関しては彼はとても良いコーチであり、一緒にレースをしたり空中トリックを学んだりしている。
・コットンキャンディはスターには扱いきれない存在で、よくトレーニング中の彼女にわけのわからないことをやらせようとする。
・キャンディは引きどきを知っているが、スターにはけして引き下がらない(本当は楽しんでいることを知っているから)
・クレアとは、興味の方向は異なるが尊敬している。なぜクレアがそうも自分をコントロールしたふるまいができるのか、いつも賞賛している。ハーフは良いなと思っている。
・スターとTはスパーリングパートナーでもあり、親しい友でもある。よくTはドラゴンの役を、スターがそれを倒す勇者の役をやって馬鹿騒ぎをする。彼は本当はそれを良く思ってはいないが、彼女が喜ぶからいいと思っている。
・スターバーストとアンシアは親しい友達であり、一緒に過ごした時間は長い。たいていは、トレーニング間の休憩で行う会話の相手としてである。
・アンシアはしばしば冒険に行こうと言ってスターを驚かせるが、2人の関係の間には一種の緊張感がある。アンシアは気づいていないが、スターバーストは彼女にとても嫉妬している。

才能:
・小柄な雌馬としては翼が非常に大きく、完全に翼を開くとより大きく見られるため、翼(および飛行能力)は、見るものを畏怖させる。
・もっと幼かった頃は、こんな無駄なことが才能であることの理解に苦しんでいたが、ロイヤルガードに興味を持ってからは、この才能は無駄ではないと知った。